感染症法という法律では、37.5度以上になると発熱、38度を超えると高熱と定義しています(個人差があります)。熱は病気を発見する為の有力なサインですが、熱が出る原因は多岐に亘っています。
発熱は体に悪いことなのか?
発熱の原因の一つである感染症については、発熱することによって免疫系を活性化させ原因微生物の増殖を抑える正常な反応といわれています。
急な発熱の原因
- 感染症など
- 風邪、扁桃炎、中耳炎などの他、顔に赤い発疹が現れるはしか、日射病、熱中症など。
- 慢性的な発熱
- 感染症(感染性心内膜炎、骨髄炎、結核など慢性的な経過を来す感染症)
- 膠原病(リウマチ、SLEなど)
- 悪性疾患(がん、腫瘍熱)
- 内分泌異常.ホルモン異常(甲状腺疾患、副甲状腺疾患)
- 血栓、塞栓症(深部静脈血栓症など)
- 薬剤性(副作用など)
発熱時は水分摂取をまず第一に心掛けていただきます。早めに受診していただくことをお勧めいたしますが、疾患によっては早過ぎると原因が分からない場合もありますのでご了承ください。