胃の粘膜に炎症が起きた状態が胃炎です。一般的にみぞおちの辺りに痛みが現れます。
食べすぎや飲みすぎ、タバコの吸いすぎなどの生活習慣やウイルスや、ストレスなどの影響で保護作用が弱まって炎症が起こる場合もあります。
安静にしていれば2~3日で治まります。
慢性胃炎のうち、約80%はピロリ菌感染が原因とされています。ピロリ菌の検査をして確認されたら除菌をします。
胃腸に優しい食事をとります。適度な運動をします。生活リズムを整えます。胃酸分泌を抑制させる薬や、抗うつ薬や抗不安薬、漢方薬などで治療します。
緊急性の高い症状の場合は、早めに受診することをおすすめいたします。
当院では診察し、必要に応じて胃内視鏡をはじめとする各種検査を行い、正しい診断のもと治療を行います。
胃内視鏡検査は、先端に小型のカメラが付いた管状の機器を使用し、喉、食道、胃、十二指腸を観察する検査です。直接観察することで、正確な診断ができ、小さな病変の有無にも気づくことができます。
胃カメラ検査は嘔吐反射(おえっとなること)や、痛みに対して不安な方も多いと思います。
当院院長は日本消化器内視鏡学会専門医として8万件の内視鏡検査の実績があり、長年の経験から独自のおぇっとならない方法を用いて検査を行います。また、患者さんの希望や状態に応じて、鎮痛剤・鎮静剤を用いることも可能です。ご安心ください。